今回は、私たち個人が前情報として知っておきたい
雑学的な情報についてお話していきます。
1. マイナンバーで、すべての情報が筒抜け?!
マイナンバー制について、なんとなく不快感や不安感を覚える、という方も多いようです。
その正体はふたつほどあるのではないかと考えています。
ひとつは、番号で識別されることの不愉快さ。
・・・・これはね、ごもっともなんですけどね、
同姓同名で誕生日が同じ方がいる可能性もゼロじゃないですから
システム的には番号での識別はご容赦いただきたいところでしょう。
もうひとつは、すべての情報が一元管理されるのでは、という不安感。
個人の税金・収入に関する情報、社会保障に関する情報は
当面の間は一括集約されることなく、現行の各行政機関で分散管理される形をとります。
今のところ行政機関から情報がだだモレになったという大事件は起きていないようですから
各機関のセキュリティについては信頼してもよさそうです。
平成27年8月追記・
この記事のアップの後、平成27年6月に年金情報の漏洩事件が起きました。
その後各行政機関はこれまで以上にサイバー攻撃に警戒を強めているようです。
行政機関間での情報のやり取りは行われます。
例えば社会保険の資格取得時、被扶養者になれるご家族の方には収入要件があります。
これまでは所得証明等の添付書類が必要な場合もありましたが
マイナンバー制導入の後は、図解のとおり行政機関間での確認をとることになり
添付書類の省略が可能となります。
もちろん書類作成に際しましては、
私どもではご家族さまのご収入について確認させていただく必要がありまして、
のちのち行政間で確認したら、全然違ったじゃん!! と叱られないためにも
可能な範囲でかな〜り正確な年収のご連絡をいただきたく(^ ^;
何卒よろしくご協力ください。平伏。
2. 個人番号カードは有料?
前回のエントリーで、
多くの方にできるだけ個人番号カード持っていただきたいなー
という主旨のコメントを書きました。
ここで問題は、個人番号カードの発行はいくらかかるの?って話。
ちなみに
マイナンバー制の前身制度といっても過言ではない、
住民基本台帳カードではいくらだったのかというと・・・・
えっ、住基カードって1枚500円もしてたの?!
そりゃ浸透しないわ・・
個人番号カードは無料配布にするようですよ。
お写真撮っていただくのと、手続きのお手間をお願いしますけれど
社会保障・税法上の手続きの簡便化のため、
どうぞふるって個人番号カードをお持ちくださいね♡