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個人型への移換手数料の話

2011年02月21日

国民年金基金連合会に支払う、個人型確定拠出年金への移換手数料が値上がりするらしい。
今回は移換時のみの値上がりであり、ランニングの手数料は据え置かれているが、
値上がりの背景には、かの事業仕分けでこの事業への助成が不必要と断じられたことがあるらしい。

これ、ホント? 

ホントだったら、いかがなものか。
いずれランニングコストもあげられた日には、目も当てられんぞ!

これから自発的に個人型確定拠出年金に加入する方々は、
手数料を見て利用を断念することもできるので、まあ許容範囲としよう。

問題なのは、企業型確定拠出年金に加入していたが、会社を退職し、
否応なく個人型に個人資産を移換しなければならない方々だ。

個人型での運用の重要ポイントは、手数料を上回る運用ができるかどうかである。
資産額の多い方はなんとかなるかもしれない、
その他、掛金を積んでいける立場の方は税金の優遇措置があるので
安定型の運用でもかろうじてプラスを出すことができるかもしれない。

運用指示だけの方々は、手数料が上がると
手数料の支払でどんどん資産が目減りしてしまうこともありえるのでは。。


んもう、こういう小手先の改正する前に、
脱退一時金要件を緩和しておくとか、
国民年金基金連合会だけじゃなく民間参入させて、選択肢を増やしておくとか、
いろいろやり方はあるんじゃないかな!

もっと消費者目線にたっていただけないものだろうか!!


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