今年も無事稲刈りが終了しました。
去年新装した煙突型コンバインとご近所の助っ人さまさまのおかげで、
私はゴハン係だけで終了。最新の農機ってすばらしい!
石狩挽歌を歌いながら終わった今年の農業繁忙期でした。
(わたーしゃ飯場で♪ メシをたーくー♪)
震災や水害で米の不足が心配されていますが、
我々の地域では今年はまずまずの豊作の予感。
体感的にはそんなに危機感がないのだけれど、どうなんだろう。
国は震災が起こったそのときにも平気で減反政策打ち出してたワケで、
ブランド新米にこだわらなければ需給バランスはOKなのかもしれない。
地元農家のオジさんの名言。
「田んぼは貧乏人にはできん!」
そうなのよねー、ちょっといい機械買おうと思ったら
ベンツ並みのお値段するしねー
人手でまかなおうったって、日本で一番高いのは人件費だし。
小規模兼業農家にとっては米作りは負担でしかなく、
やっても赤字だし、最近はみなさんお米召し上がらないし、
モチベーションなんて上がるはずもないのでございます。
いつも思うの。
ホントにみなさん、米が必要?
なくなったら今の仕事や趣味の時間を削ってでも、
自分で作らなきゃいけないって思うほど大事?
そんなことするぐらいなら、輸入米でいいと思ってない?
私、それでもいいと思うんだよ。
ほんとにそうなら、ウチは自分とこの消費分だけ作ればいいじゃない、って。
農作業自体は決して嫌いじゃないけれど
世間様も政治も、米農家はそんなに大事にする必要ないと思ってるんじゃないかなあ、と、
ちょっとせつなくなる時もあるのね、ホントに。