「路線価」について2
「路線価」を使って土地を評価してみよう
路線価図で評価対象地の「路線価」がわかったところで、評価額を計算してみましょう(図3参照)。
土地の正面路線価に奥行価格補正率(奥行が短い場合や長い場合の割引)を考慮して評価します。
角地など複数の道路に接する場合は、側方路線価等の影響を受けるため評価額が少し高くなります(図5参照)。
二方以上の道路に接している場合は、側方路線影響加算率と二方路線影響加算率を組み合わせて考えることになります。
また、評価対象地が貸宅地である場合は、土地の評価額から借地権割合を差し引きます。貸家建付地の場合は、借地権割合×借家権割合を差し引きます。