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相続に関するQ&A(その1)

 相続税の対象となる財産(課税価格)が、この基礎控除を超える場合には相続税の申告が必要となります。
  相続財産にはどのようなものがあり(図2参照)、どのように確認すればいいのでしょうか。



 代表的な相続財産としては現預金・土地建物・有価証券等があり、確認するために以下の資料を取り寄せます。

預貯金…取引金融機関に亡くなった日付での「残高証明書」を依頼する(名義預金に注意)

土地建物…所有不動産の市区町村に「固定資産税評価証明書」を依頼する(国税庁ホームページで路線価地域か倍率地域かを確認し路線価図等を準備する)

有価証券…取引金融機関に亡くなった日付での「預かり証明書」を依頼する(このとき、相続評価参考価格も依頼する)

 これらをもとに、「課税価格」を概算計算して「基礎控除」を超えるようでしたら相続税の申告が必要と思われますので税理士に相談されることをお勧めします。

  相続税額は「概算課税価格」をもとに図3の表を目安に確認してみてください。




次に、法定相続人の相続について、説明します。


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